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新型コロナウイルス感染症の治療に携わる医療従事者の方々を支援します

株式会社サイドライン(東京都渋谷区/横浜市中区)808 株式会社(東京都渋谷区)は2020 年4 月29 日(水)より、新型コロナウイルス感染症の予防や治療にあたる医療従事者へ向けたウイルス等飛沫感染予防プラスチックケース提供販売を開始いたしました。

製品はThe NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE で掲載紹介されたエアロゾルボックスを
再現しています。患者の頭を覆うように設計された透明なプラスチック製の立方体で構成され、
4つの円形ポートが組み込まれており、臨床医の手を通って気道手技を行います。

全地方におとどけいたしました

NEWS

<寄贈>
佐賀大学医学部附属病院(佐賀県佐賀市)
<寄贈>
高知大学医学部附属病院 呼吸器外科(高知県南国市)
島根大学医学部附属病院(島根県出雲市)

<寄贈>
秋田大学医学部附属病院(秋田県秋田市)

<寄贈>
国立大学法人鹿児島大学病院(鹿児島県鹿児島市)

<寄贈>
宮崎大学医学部附属病院(宮崎県宮崎市)

<寄贈>
 国立大学法人旭川医科大学病院(北海道旭川市)

<寄贈>
久留米大学病院(福岡県久留米市)

<寄贈>
国立大学法人 熊本大学病院(熊本県熊本市)

<寄贈>
福井大学医学部附属病院(福井県吉田郡)

<寄贈>
山形大学医学部附属病院(山形県山形市)

<寄贈>
琉球大学医学部附属病院(沖縄県中頭郡)

<寄贈>

■ 6月02日(火)
・京都大学医学部附属病院(京都市左京区)


■ 6月10日(水)
・地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター(大阪府堺市)

■ 6月15日(月)
・群馬大学医学部附属病院(群馬県前橋市)
・SUBARU 健康保険組合 太田記念病院(群馬県太田市)
・獨協医科大学病院(栃木県下都賀郡)

■ 6月16日(火)
・国立大学法人金沢大学附属病院(石川県金沢市)
・富山大学附属病院(富山県富山市)

■ 6月17日(水)
・長崎大学病院(長崎県長崎市)

■ 6月23日(火)
・新潟大学医歯学総合病院 集中治療部(新潟県新潟市)

■ 6月24日(水)
・自治医科大学附属病院(栃木県下野市)

■ 6月25日(木)
・弘前大学医学部附属病院(青森県弘前市)

■ 6月26日(金)
・公立大学法人福島県立医科大学附属病院(福島県福島市)

■ 6月30日(火)
・高知大学医学部附属病院 呼吸器外科(高知県南国市)

<寄贈>


■ 5月1日(金)
・慶応義塾大学病院 呼吸器内科 (東京都新宿区)
・聖マリアンナ医科大学病院 ICU(神奈川県川崎市宮前区)
・横浜市立みなと赤十字病院 手術室、救急外来(横浜市中区)

■ 5月11日(月)
・川崎市立多摩病院(神奈川県川崎市多摩区)
・JA神奈川県厚生連相模原協同病院(神奈川県相模原市)

■ 5月22日(金)
・帝京大学医学部附属病院(東京都板橋区)
・東京医科大学病院(東京都新宿区)

■ 5月25日(月)
・東京慈恵会医科大学附属病院(東京都港区)
・聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県川崎市)
・昭和大学藤が丘病院(神奈川県横浜市)
・横須賀市立市民病院(神奈川県横須賀市)

■ 5月29日(金)
・国立大学法人 東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)

製品紹介

エアロゾルボックスとは

Clinicians with inadequate access to standard personal protective equipment (PPE) have been compelled to improvise protective barrier enclosures for use during endotracheal intubation. We describe one such barrier that is easily fabricated and may help protect clinicians during this procedure. The barrier studied was an “aerosol box,”1 which consists of a transparent plastic cube designed to cover a patient’s head and that incorporates two circular ports through which the clinician’s hands are passed to perform the airway procedure. 

標準的な個人用保護具(PPE)が不足する中、医師は、気管内挿管中に防護ボックスの使用を余儀なくされることがありました。我々は、簡単に製造することができ、この手技の間に臨床医を保護するのに役立つかもしれない防護ボックスについて研究を行いました。研究された防護ボックスは「エアロゾルボックス」1でした。これは、患者の頭を覆うように設計された透明なプラスチック製の立方体で構成され、2つの円形ポートが組み込まれており、臨床医はそこから手を入れて気道手技を行います。

エアロゾルボックスシュミレーション

In our simulation (see video), a laryngoscopist, attired in standard PPE, took position at the head of an airway mannequin. To approximate a forceful cough and generate a spread of droplets and aerosols, a small latex balloon containing 10 ml of fluorescent dye was placed in the hypopharynx of the mannequin. The balloon was inflated with compressed oxygen that was run through tubing inside the mannequin until the balloon burst; the explosion of the balloon represented a crude simulation of a cough. We repeated the experiment without and with the aerosol box, and after each simulation, we illuminated the scene with ultraviolet light to visualize the spreading of the dye. With the use of PPE only, dye was found on the laryngoscopist’s gown, gloves, face mask, eye shield, hair, neck, ears, and shoes (Fig. 1). Contamination of the floor occurred within approximately 1 m from the head of the bed and also on a monitor located more than 2 m away. When we repeated the experiment with the aerosol box, the simulated cough resulted in contamination of only the inner surface of the box and the laryngoscopist’s gloves and gowned forearms. Examination of the laryngoscopist and the room with ultraviolet light showed no macroscopic contamination outside the box. Our simulation method, although pragmatic, was not validated for the projectile direction, speed, or turbulence of a true cough, nor did it match the particle-size distribution. Droplets were overproduced as compared with aerosols. Our method of detection could not identify very small quantities of material that could be infectious. Nevertheless, we suggest that our ad hoc barrier enclosure provided a modicum of additional protection and could be considered to be an adjunct to standard PPE.

私たちのシミュレーション(ビデオを参照)では、標準的なPPEを着た医師が気道マネキンの頭上に位置しました。強力な咳を概算し、飛沫とエアロゾルの広がりを生成するために、蛍光色素10 mlを含む小さなラテックスバルーンをマネキンの下咽頭に配置しました。バルーンを、破裂するまでマネキン内部のチューブに通した圧縮酸素で膨らませました。バルーンの爆発は咳の大まかなシミュレーションを表しています。エアロゾルボックスを使用して、または使用せずに実験を繰り返し、各シミュレーション後に、紫外線光でシーンを照らし、染料の広がりを視覚化しました。

PPEのみを使用した場合、医師のガウン、手袋、フェイスマスク、アイシールド、髪、首、耳、靴に染料が見つかりました(図1)。床の汚染は、ベッドのヘッドから約1 m以内、また2 m以上離れたモニターでも発生しました。エアロゾルボックスを使用して実験を繰り返したところ、シミュレートされた咳の結果、ボックスの内面と医師の手袋と前腕のガウンのみが汚染されました。医師と部屋を紫外線で調べたところ、箱の外に肉眼で見える汚染は見られませんでした。

私たちのシミュレーション方法は実用的ではありますが、実際の咳による飛沫の飛ぶ方向、速度、乱流などで検証されたわけではなく、また粒子サイズ分布が一致しているわけでもありません。また飛沫は、エアロゾルと比較し、より多く発生しました。私たちの検出方法では、感染する可能性のある非常に少量の物質を特定することはできません。しかしながら、この防護ボックスは少しでも追加の保護を提供し、標準的PPEの補助となり得ると言えます。

The New England Journal of Medicineより抜粋

 

TAB_illustration

図1:Fluorescent Dye Expelled from a Simulated Patient Cough That Ended Up on the Laryngoscopist.

製品仕様

箱のオリジナル寸法は、NEJM.org で掲載されていますが、作業効率を考慮し、サイズ変更しております。実際に使用した皆様から意見をいただき、標準モデルとして4タイプ用意しています。

  • TNK_0001 W60cm D60cm H60cm t5mm アクリル製、ポート4口 13cm
  • TNK_0002 W50cm D50cm H50cm t5mm アクリル製 ポート4口 13cm
  • TNK_0003 W50cm D40cm H50cm t5mm アクリル製 ポート4口 13cm
  • TNK_0004 W50cm D40cm H50cm t3mm アクリル製 ポート6口 12cm
  • TNK_0004 W50cm D40cm H50cm t3mm PET製 ポート6口 12cm

円形ポートを2つから4つへ変更。ポートの系を10cmから13cm へと変更しております。TNK_0004 はポートを4つから6つへ変更しています。また、ポートを覆うカバー15cm 角 t3mm アクリル板も同梱しております。TNK_0002 からアクリル接着面に関して強化フレームを4カ所施工しています。

製品概要

製品名

ウイルス等 飛沫感染防止エアロゾルボックス

価格

基本価格:オープン価格
個数/納品先により異なりますのでお問い合わせください。

納期

時期・場所により異なりますのでお問い合わせください。

納品形態

組み立て済みの完成品で納品いたします。

お問い合わせ

Company

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808 株式会社(東京都渋谷区)